二十世紀梨が届きました

店長SATOKO

こんにちは。
フルーツ大好き、e特産ネット店長のSATOKOです。


秋がやってきましたよ、食欲の秋です。

スーパーや農産物直売所などで「梨」や「ぶどう」を見かけると季節の変わり目を実感しますが、それは新たな美味しい季節の始まりです。

「風味絶佳.山陰」で購入しました


今日は「梨」についてです。

梨の特徴

日本の梨は果皮の色により二種類に分類されるのですが、それは「赤梨」と「青梨」です。
赤梨の種類は、「豊水」や「幸水」などの果皮が茶色いもので、「二十世紀」は青梨になります。

どの種類もシャリシャリした食感がありますが、梨の成分であるペントザンやリグニンからできた石細胞によるものです。

梨は成熟すると果皮にザラザラした斑点が出ますが、それらは水分を果実の中に閉じ込める役割をしているようです。

梨には日本国内で栽培されている果物の中でも長い歴史があり、弥生時代にはすでに食べられていたそうで、「日本書紀」にも栽培の記述が残っていて、江戸時代には品種も増えているそうですが、現在の種類は明治時代以降に発見されたり品種改良されたものです。

調べてみると、「梨」も奥が深いですね~。

二十世紀梨を取り巻く環境の変化

青梨である「二十世紀梨」のルーツは千葉県とされていますが、長い間鳥取県が全国一の出荷量を誇るようです。

昭和の時代に梨と言えば、「二十世紀梨」が思い浮かぶほどスーパーなどでは多く売られていた印象があるのですが、最近は「豊水梨」や「幸水梨」などの梨に押されて、スーパーなどで見かける事がめっきり減りました。

鳥取県内では、その栽培面積がピークであった昭和55年頃と比較すると10分の1近くまで落ち込んでしまったそうです。




理由のひとつは、他の種類の梨と比べて「二十世紀梨」は栽培に手間がかかるようです。

中でも「袋がけ」の作業は2回行うので、農家さんたちの高齢化も進み作業が重労働なため、放棄される梨園はあとをたたないとの事で調べて行くうちに「二十世紀梨」が大好きな私には、悲しくなることばかりがあらわになってきました。

また、嗜好の変化もいなめないのか、甘みの中に「すっぱさ」を感じておいしさを楽しめる独特の味がこの梨の良さだと思うのですが、より甘さを求めるのが最近の傾向で、そんな事情も栽培量減少の理由につながっているようです。

しかし、そんな残念な事ばかりではない様子の記事もみつけました。

今までも「二十世紀梨」の果実の部分を加工してジュースやジャムなどの商品にされていましたが、今度は葉っぱの部分を使用したお茶「なしば茶」も製品化されて、新たな鳥取県の名物としても期待されているようで、多くの方が「二十世紀梨」の未来を模索し21世紀に向けて取り組まれている熱意がうかがえました。




そして、当店で販売中の長野市にあるフルーツ専門「こばやしフルーツ」さんのご案内になりますが、長野県産「豊水梨」はこちらからどうぞ。

主にギフト用がメインですので、ご家庭用ではありませんのでご了承ください。

「豊水梨」も「二十世紀梨」もおいしさは同じですから!!
みなさま、よろしくお願いします。




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